プラスチックフリーに関心のある人は結構多いようなのだが、それって本当にそんなに大事なことなのか、なぜ長い間あんまり問題にもされずに来たのに、今になって(といってももう1年以上前からだが)そんなに大々的に取り上げられるようになってきたのだろうか、と考えてしまう。
大体、今の政権がそれを言っているということが胡散臭い。ほとんど大事だと思うことは知らぬ存ぜぬで押し通しておいて、何でこの問題には積極的に取り組もうとするのか、それがわからんのである。
自分の所属している女性団体でも今熱心にこの問題に取り組もうとしていて自分たちもプラごみの量を量ったりとかしているのだが、今の消費生活の中では自分たちの取れる手段というのはとてもたかが知れている。レジ袋をもらわなかったとしても、生産者から直接買うのでない限り、プラごみを排除するということはできないと思う。ゴミの量を量ってもその日の中でレジ袋1枚や2枚なんか、ほとんどゴミ量に関係ない。他の食品パックとかトレーとか、ペットボトルとか、そういうものの方がずっと多いし、重たい。プラのカップに入った飲み物についているストローだけを問題にしたってしょうがないではないか。何でストローだけ自分のを持って歩く必要があるんだろう。シンボル的な意味があって、そういうことを気にかけている人が増えればプラ全体を減らしていくという方向に向かっていく可能性があるからそうするのだろう。それで問題への関心を人々に示して変えていこうということなんだろうね。まずできるところから、ということだろうけど。
自分はプラごみがいいとは思わないが、いくらそう思っても実際はある程度以上は減らせない。ヨーロッパの国はとても進んでいるらしいけど、物の売り方自体を変えてもらわないといけない、ものすごい大ごとなのだ。
海のマイクロプラスチックがいろんな悪い物質を引きつけて吸着してるって話だけど、その悪い物質自体を何とかする方法はないのかよ、と聞きたいが、そっちの方には話はいきません。